SketchUp Pro 2014 新機能
SketchUp Pro 2014は時代のニーズに応えるようにBIMツールの末席に位置することが出来ました。
IFC2x3の情報をオブジェクトに付加したり、IFCフォーマットへのエクスポートが出来るようになり、他のBIMツールとの連携が可能です。また、3Dギャラリーも一新されて、さらに使いやすくなっています。
前バージョンから導入されたサポート&メンテナンスの考え方により、購入より1年以内のバージョンアップを含むすべてのアップグレードは無料です。日本では国内限定のパッケージとしてBuildMateが付属しています。SketchUp用のパーツライブラリとしては国内最大のBuildMateを是非ご利用ください。
■旧バージョン SketchUp Pro 2013 新機能は
こちらから
SketchUp Pro 2014 新機能
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Classifier - 分類 (Pro版のみ)

新しく搭載された分類ツールを使うと業界標準オブジェクトタイプ(壁、厚板、屋根、その他多数)情報をグループまたはコンポーネント化されたオブジェクトに適用することが出来ます。現在搭載されている分類はIFC2x3です。
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IFC Export - IFCファイルをエクスポート (Pro版のみ)

モデルの中のオブジェクトを分類したら、IFC(インダストリファンデーションクラス)ファイルをエクスポートし、別のBIMアプリケーションで使えるようになりました。これでモデルの形状と同時にSketchUp Proで加えた分類データを他のBIMアプリケーションで利用することが出来ます。
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Ruby 2.0 - プラグインによる機能追加

RubyAPIを利用するとSketchUp内で新しい機能を追加することが出来ます、いわゆるプラグインと呼ばれる手法です。 SketchUp2014ではデベロッパに提供するSketchUp用のRubyAPIをRuby 2.0に引き上げました。 このことでAPIは英語以外の文字や断面平面プラグイン、テキスト/寸法ツール、その他多数への対応が可能になります。
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New Arc tools - 新しい円弧ツール

円弧をドローイングするのに3つの方法が選択出来るようになりました。
①2ポイント円弧(2つの端点とバルジ(膨らみ)位置である3つめの点をピック)
②円弧(弧の中心点をピック、エッジの端点選択し角度で円弧を定義)
③扇形(くさび形の面を作成)
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Shadow Master - 大きなモデルでの影表示を高速化

非常に大きく複雑なモデルで作業している場合は影を適用すると急にマシンのパフォーマンスが悪くなります。 2014では内部の影エンジンコード(実名:ShadowMaster)を詳しく調査し最適化することが出来ました。ユーザーが作成した巨大なモデルをいくつもテストしたところ、平均した処理速度の向上は15倍でした。結果は状況に応じて変わります。
3Dギャラリーが刷新

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3D Warehouseの新しいデザイン
SketchUp 2014では3D Warehouseを初めから作り直しました。
新しい3Dギャラリーは、これまで以上に使いやすくデザインもはるかに改良されました。
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WebGL Viewer
Trimbleの統合WebGL ビューワーに対応し、3Dでモデルをプレビューできるようになりました。
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モデルのダイレクトアップロード
3Dモデルをウェブブラウザから直接アップロード出来ます。
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アップロードモデルのサイズ制限を拡大
アップロードできるモデルの最大サイズを10MBから100MBに10倍拡大しました。
LayOut 新機能
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Auto-Text

Auto-Textに「日付」や「ページ番号」、「プロジェクト名」といった決まりごとを設定しておけばLayOutに自動的にテキストを挿入出来ます。(Pro版のみ)